大人数の忘年会もジエンドです。
大手居酒屋の12月の既存点売上がズタボロ。
12月に稼げないと、年間収支が悪化するのが居酒屋のビジネスモデル。
もし居酒屋で大人数宴会を当てに、宴会集客を今までしていたのなら、十分に気をつけて欲しいです。
なぜ気をつけなければいけないのか?
ライバル店に客を奪われたのなら、奪い返せば良いだけなんです。
けど、そもそもの大型宴会自体が行われなくる。
なくなるのだから、集客や販促で穴埋めできません。やればやるだけ、広告費が負担になるだけ。悲しいですが現実です。
鼻の効く大手は、顧客ターゲットを法人や社会人から先行投資としてファミリー層に客層をシフトしています。
当たり前の話です。そもそも狙っているターゲットである大型宴会客がいないのだから。
昔に有名になった「チーズはどこにいった?」と同じ話です。
僕ら個人飲食店は、本来、小回りを聞かせ、柔軟に臨機応変に対応しなければいけないのですが、一度、上手く行ったことは、なかなか手が離せません。
「今までは上手く行っていたのに、なぜ?」
力を込めギュッと握り続けていては、次の新しい手法や方法を握ることはできません。
正直、多くのコンサルタントは統計データを扱っていません。
世の中の流れは、大手から中小、個人と、波状的に影響が流れてきます。
だから、今、宴会ニーズが減っているのは、3年、5年後に個人飲食店にも少なからず影響が出てきます。
除夜の鐘もうるさいとクレームが出てなくなる世の中です。最悪、忘年会という行事自体なくなる可能性だってあります。
小規模忘年会や出張忘年会という新しい忘年会商品を作って、12月の売上を下げないための話をしています。