紙のメニューブックにしようか、それとも、デジタルメニューブックにしようか、迷っている飲食店から相談がありました。
「コマさん、メニューブックが古くなったんで、この際、タブレット端末のデジタルメニューにしようと思うのでが、どう思いますか?」って、聞かれました。
もちろん、この質問だけではなんとも言えません。お店の販促や店内施策よって、紙が良いか、デジタルが良いかは分かれます。
今後、大手飲食店は軒並みデジタルメニュー化、タブレット注文化に進んでいきます。
理由は単純。
マスマーケティングの時代は終わったからです。
これからの飲食店は、個客接客の時代に入っていきます。
個客接客の意味は、お客さん、一人一人に合わせたメニューを提示してあげることで、「このお店、私の好みが分かってるね」という事です。
タブレットの最初の画面は絶対に見ます。視認性100%です。
必ず見るわけだから、最初の画面でお客さんの好みに合わせ、メニュー提案できれば、顧客満足度は上がります。そして、限定メニューや高単価メニューの注文率は上げやすくなり、客単価も上げやすくなります。
ここまで読むと、デジタルメニューが最強と感じてしまいますが、物事には必ずメリット、デメリットがあります。
デジタルメニューを飲食店が導入する時のメリット、デメリットについて話をしています。