【塾長なかしまの頭の中】品質向上あっての安定経営

店舗集客塾のなかしまです。

私が常日頃から、自分に言っていることがあります。

それは、販促とお店の品質(商品・サービスなど)のどちらも大事だという事。

この事は、現役の飲食店経営者として日々の現場で痛烈に実感しています。

販促、品質のどちらか片方に頼るのではなく、両方をそれぞれ高めていく事が10年20年と地域に愛され、安定して営業していくために必要不可欠です。

そして、客観的に判断できるよう、お客様の立場になって、定期的に飲食店を利用する事をおススメします。

私も意識して外食しています。
先日、ランチで初めての中華屋さんに行った時に、改めて感じたことがあります。

目的のお店に到着したのは昼過ぎの12時半頃。

駐車場もいっぱいで混雑が予想されましたが、幸い待ちはありませんでした。

ただ、忙しさからか、不機嫌な顔をして、無言で指差しだけで案内されました。

途中も気になる対応が多々ありましたが、やはり最後の「ありがとうございましたー!!」の挨拶もなく、モヤモヤした気持ちで私はお店を後にしました。

お客様視点で考えて、二度とこのお店に行くことは無いです。

もしこの中華屋さんのチラシをみたり、ハガキDMなどが届いたとしても、「何をいまさら?」感が強く、逆に不快感を強く感じるだけです。

この経験からの気づいたことがあります。

それは、お店の品質をないがしろにして、販促の力だけで売上をあげようとすると、客離れが加速し、危険だという事です。

なぜ危険か?

それは費用をかけて販促していも、お店の品質が悪いので、再来店に繋がらず、費用を回収できなくなる危険性が高いからです。

結局は、美味しい料理と、良いサービスがあってこその販促は効果を発揮します。

それなのに、販促をして、お客様が増えてくると、忙しくてオペレーションを改善しようとして、品質を下げる選択をするお店を稀にあります。

これは、絶対やってはいけない事です。
オペレーションの改善をはき違えています。

オペレーションの改善とは、無駄をなくし、効率化させること。
必要な工程まで省いてしまったら、品質が低下するのは当然のことです。

美味しくない料理や、気分の悪いサービスのお店なんて、誰も行きたくありません。
もちろん、リピートなんて論外です。

一度失った信頼は、簡単には取り戻せません。

お客様が増え、慣れや飽きからの失客を防ぐためにも、品質向上がより欠かせなくなってきます!

お客様は、日々舌が味を覚え、おいしかったという記憶は時間とともに美化されていきます。いつもと変わらぬ品質では、ハードルが高くなっている分、味が低下したように感じられるお客様もいます。

愛される飲食店になれうために、自分たちも日々精進し、日々向上を心掛けていきたいですね!!


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