【なかしまの頭の中】飲食店クーポン反応が最高確率になる有効期限の長さとは?

店舗集客塾のなかしまです。

あなたは、広告物の有効期限をどのように決めていますか?

有効期限は、お客様の背中を後押しし、来店を促す重要な要素です。

ただ、短すぎると行こうという気になりませんし、長すぎるといつでも良いという気になり、忘れ去られてしまいます。

また、業種業態や地域性によっても変わりますし、営業時間や価格帯など、様々な条件によって変わってきます。

なぜなら、お店によって、来店頻度が異なるからです。

一週間に23度利用するお店と、半年~一年に一回しか利用しないお店の有効期限は、当然異なってきます。

例えば、ラーメン店は比較的来店頻度が高い業態ですが、それでも有効期限が一か月間は短かったりします。

というのも、実際に私のお店でテストした結果、有効期限が一か月の時よりも、一か月半~2か月程に伸ばした時の方が、反応が高くなったからです。

実は、この結果が出るまでは、一か月もあれば十分だと思っていました。

ところが、テストした結果、一か月でも短いという事がわかりました。

なぜ、一か月でも短かったのでしょうか?

実は、有効期限を考える時は、一か月イコール30日ではないんです。

どういうことかと言うと、自分のお店を選んでもらう確率は、30日のうちの1日ではないという事です。

あなたの一か月のスケジュールを考えてみてください。

一か月に自由に動ける日は、何日ありますか?

例えば、週休1日の場合、一か月に45日しかありません。

という事は、有効期限一か月にすると、お客様にとっては45日しか行ける機会が無いという事です。

つまり、30日分の1日ではなく、4~5日分の1日だという事です。

しかも、貴重な休みの日は、あらかじめ予定を入れていたりします。

更に、競合となる飲食店は無数にあります。

その中で、自分のお店を選んでもらうためには、一か月の有効期限だと短いのです。

だって、自由に動ける日は、45日しかありませんから。

もちろん、業種業態の違いはありますが、お客様が動ける日数を何日取れるかを意識して考えてください。

そして、実践と検証を繰り返し、あなたのお店にあった有効期限を見つけてください。

もちろん、商品とサービスの品質が重要なのは言うまでもありません。

どんなに、適切な有効期限だとしても、そもそも商品やサービスのコストパフォーマンスが悪いお店には、行きたいと思いません。

安定した経営の為、商品・サービスの品質と集客・販促の品質、どちらも高めていきましょう。


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