店舗集客塾のなかしまです。
今朝、新聞折込みのチラシを見て、気になった点があったので、シェアしたいと思います。
チラシをやり始めの頃に、多くの方が陥りやすい点ですので、覚えておいてください。
また、チラシに限らず、他の広告に関しても、同じ事が言えますので、自分のお店の広告をチェックしてみてください。
その気になるチラシは、紙面の半分ほどのスペースを使い、なんと、会社名を表記していました。
私自身、初めて見る会社名でしたので、何のチラシか全くわからず、イチ顧客としては、興味がもてませんでした。
この事は、飲食店のチラシであっても同じことが言えます。
お客様は、会社名や店名が知りたいわけではありませんよね?
自分にとって有益となる、お得な情報がないかを探しています。
また、悩みや不安を改善したり、解決してくれるものを求めています。
飲食店であれば、美味しい料理や、季節や旬の食材を使った料理であったり、普段食べられないものや、今しか食べられないものに興味があったりします。
だから、新店オープンのチラシは、反応がとれやすかったりします。
そして、一度反応のとれたチラシを、繰り返し使っていると、反応率が落ちてくるのも、いつもと同じで興味が薄れてくるからです。
だから、反応が取れたチラシの場合、全体の構成はそのままで、一番メインの写真だけ、季節や旬の商品と差し替えるのがおススメです。
更に、キャッチコピーと思われる文章が、「職人のお仕事は地元が一番安心!!」だったのも気になりました。
なんとなく言いたいことはわかりますが、なぜ、地元が一番安心なのか、その理由が書いてないのでわかりません。
飲食店だと、「地産地消が一番安心!!」になると思いますが、
この場合も同じように、なぜ地産地消が一番安心なのか、説明がないとわかりません。
なぜなら地産地消でも、農薬たっぷりだと安心ではありません。
お客様が知りたいのは、地元の野菜だから、朝どれで鮮度が高く安心である事や、鮮度が高く、みずみずしいので美味しい事が知りたいのです。
知りたいのは、地産地消ではなく、地産地消から得られる恩恵です。
地元の朝どれ野菜を使っている場合、「みずみずしくて、シャキシャキな朝どれ地場野菜の15品目サラダで思わず笑顔に!」だったら、興味が湧いてきますよね!
地元漁港の朝どれ魚介を使っている場合、「プリップリの歯ごたえと甘味のあるネタが自慢の地場産朝どれ海鮮丼にほっぺが落ちる!」
これが例えば、「海鮮丼は地元が一番安心!」だったら、いまいち意味がわかりませんよね?
お客様の立場に立って、どういう情報だったら興味関心が高く、どんな料理だったら喜んでもらえるか?
そして、それが正しく伝わるか??
まずは、伝えることを意識し、更に、伝わることを意識して、文章を書いてみてください。