【塾長なかしまの頭の中】美味しいお店が繁盛店になれない原因とは?

店舗集客塾のなかしまです。

飲食店を経営していくうえで、忘れてはいけない事があります。

それは、「美味しいだけでは、売れない」という事です。

勘違いしないで欲しいのですが、美味しくなくていいわけではありません。

美味しいのは、大前提です。

そんなことは、言わなくてもわかっていると思いますし、今は美味しくないお店を探す方が難しいです。

それに、「美味しい」の基準はひとそれぞれで、必ず好みの問題が発生します。

ですから、経営者の思う美味しいが、お客様の美味しいと、必ずしも一致するわけではありません。

もし、一致していないのに、意固地になって続けるのであれば、それは、ただの独りよがりです。

仮に、自分一人でやっていて、責任は全て自分というならまだしも、従業員を雇う経営者としては、とても褒められたものではありません。

ですから、私たち飲食店経営者は、美味しいものを作るだけでなく、美味しいという事をお客様に、伝える努力をする必要があります。

その為に、美味しさがわかる言葉や写真、今だと動画を使ったりして、お客様にわかりやすく「美味しさ」を伝えることで、来店に繋げていく事ができるようになります。

あなたも経験したことありませんか?

なぜ、この味でこんなに繁盛しているのか?
また逆に、なぜ、こんなに美味しいのに、暇なのか?

きっと、そう感じたことがあるでしょう。

なぜ、そのような違いがでるかというと、「美味しいだけでは、売れない」という事を理解しているお店と、理解していないお店があるからです。

ついつい私たちは、美味しいと伝えることを恥ずかしがったりします。

修業期間が長い職人気質の高い人ほどその傾向にあります。

そして、職人気質だからこそ、料理にこだわり、美味しいものを提供しています。

だから、なぜお客さんが来ないか理解できないし、脱却のため、値下げに踏み切ったりして、悪循環に陥ります。

職人の常識は、お客様の非常識です。

どれだけ手間暇をかけて、試行錯誤して、こだわりを持った料理か、正しく伝えてください。

6時間煮込んだのであれば、「6時間煮込んだこと」を伝える。

弱火で煮込んだのであれば、「6時間弱火で煮込んだこと」を伝える。

更に、より美味しさが伝わりやすいように、「6時間弱火でコトコト煮込んだ」とオノマトペを使い、伝える。

たったこれだけでも、伝わる美味しさ感が格段に増しますし、実際に食べたときに、美味しく感じます。

人は、その時の感情で、味の感じ方が変わります。

全く同じ料理でも、「美味しそう!」と思って食べるのと、「不味そう、、、」と思って食べるのでは、味の感じ方が全く異なります。

せっかくの美味しい料理ですから、正しく価値を感じてもらうための努力を怠らないようにしましょう!


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