店舗集客塾のなかしまです。
先日、クライアントさんのお店に、訪問コンサルティングに行きました。
データのやり取りだけでは気づけない事も、沢山知ることができました。
そのおかげで、様々な改善点を提案できました。
一つずつ実践して、成果を上げて頂けたら私も嬉しいです。
そして、今回、再確認できたことがあります。
それは、競合店はもちろん、他の飲食店の調査が重要だという事です。
「人の振り見て我が振り直せ」とあるように、他店から気づくことはたくさんあります。
なぜ、自分のお店のことは気づきにくくなるのでしょうか?
なぜなら、毎日見ているので、それが当たり前の光景になるからです。
実際、私も今回の訪問で、自分のお店の改善点に気づきました。
具体的に一つ上げると、壁に貼ってあるPOPの大きさについてです。
A4サイズのPOPでしたが、できればA2サイズ、最低A3サイズが必要でした。
後でふと、私のお店の壁のPOPでA4サイズが無かったか考えました。
すると、私のお店にも、普通にA4サイズのPOPがある事に気づきました。
いつもの日常風景過ぎて、特に問題点として、気づけなかったのです。
もちろん、すべて同じ大きさだと差別化ができません。
意図的に、大きさを変えていて、A4サイズにしている根拠があれば問題ありません。
ただ、漠然とA4サイズにしているのであれば、一度見直す必要があります。
あなたのお店はどうですか?
自分のお店をチェックする時は、客席から座って見るのは最低条件です。
それだけでなく、営業中にお客様として、客席に座って見てください。
お会計も身銭を切って支払う事で、よりお客様の気持ちになれるのがポイントです。
現場からなかなか抜けられない方は、休みの日を活用して、競合店調査を行いましょう。
きっと、あなたのお店の改善点である、宝が見つかるはずです。
もちろん、「必ず宝を持ち帰るんだ」という意識を持って行ってくださいね。
今回は、POPについてでしたが、それ以外にも気づくことはたくさんあります。
競合店調査は、自店の改善につながる宝の山です。
おそらく、料理の味や盛り付け、接客などは比較的意識されるでしょう。
もちろん、それも大事です。
しかし、それだけではもったいないです。
POPやメニュー表など、まだまだ気づきはたくさんあります。
そのために、まずは競合店調査を積極的にしていきましょう。
昔の私みたいに、お腹を満たすためだけだと、もったいないですよ!