店舗集客塾のなかしまです。
私のお店では、今年の1月から変えたことがあります。
それは、営業時間を1時間短くしたことです。
しかも、昨年の1月から1時間短くしたばかりでしたし、更に一昨年の5月にも平日で30分、土日祝日だと1時間短くしていますので、2年前と比べると3時間短くなっています。
(平日だと2時間30分短縮です。)
これまでの営業時間短縮の理由は2つあります。
一つは、働き方改革の為です。
私自身、修業時代はほぼ休憩時間無く、13~14時間勤務していました。
当時は、それが当たり前だと思っていましたし、今の自分があるのはそれを経験したからこそなので、特に嫌な思い出でもありません。
だからと言って、同じように働かせるわけにはいきません。
とは言っても、飲食店だから、多少長いのは仕方ないと数年前まで思っていましたし、その為に営業時間を短くする勇気がもてませんでした。
なぜなら、その時はまだ、自分で売上を作り出す力が無かったからです。
まだ本格的には、集客・販促に取り組んでいなかったからです。
そんな中で、営業時間を短縮するのは、売上が減少するとしか思えませんでした。
しかし、集客・販促に取り組み、改善と実践を、成果が出せるようになったことによって、営業時間を短くしても、その短い時間の中で集客すれば良いという考え方になってきました。
とはいえ、いきなり3時間も短くできるわけではありませんでした。
まずは、営業時間を1時間短くし、集客・販促の取り組みと結果を見ながら、段階的に短くできるようになりました。
そして、そんな3時間短縮された営業時間でも、2年前と比べて114%越えを達成しています。
正直、今年さらに一時間短縮するのは、少なからず不安もあり、リスクも感じましたが、現役の飲食店経営者である私が、実際のお店で試すことができるのは意義があると思い、決断しました。
この決断による結果が、良くても悪くても、必ず気づきがあります。
そこから役立つ情報を発信できる事が、2つ目の理由です。
営業時間を短縮しても、集客できるかどうかをテストするためです。
実際、114%越えを達成できたことで、集客・販促に取り組むことで、営業時間を短縮する事は十分可能であることがわかりました。
もちろん、それぞれのお店における環境の違いから、単純に短縮すればよいわけでもありません。
それでも、飲食店をやっていて、夜8時がラストオーダーで、9時に帰れるのは、私の修業時代からは考えられないことです。
何より、子供たちが寝る前に帰れることは、本当に嬉しい事です。
集客・販促に取り組み、成果が出るまでは、子供たちのために働いているから仕方がないと諦めている部分もありましたが、それは間違っていました。
今しかない子供たちの時間の為にも、集客・販促にしっかりと取り組み、成果を出しながら、子供達との時間を作り出していきましょう!
以前の私のように、過去の飲食店の常識にとらわれず、飲食店で働いていても、夜は子供と一緒に寝る事ができる環境を作り出したくはありませんか?
決して不可能な事ではありません。
なぜなら、実際に私自身が、今年になってから夜9時前に帰宅し、子供たちと共に寝ることができるようになったからです。
もし、営業中に間延びしているような時間帯があるのであれば、営業時間短縮を検討してみてもいいかもしれません。
人件費や光熱費を削減し、勤務時間を短縮し、モチベーションを上げながら、家族との時間を増やせるかもしれないのが、営業時間短縮です。
集客・販促に取り組み、改善・実践を繰り返す事で、営業時間短縮も検討できるようになってきます。
ぜひ、理想の生活スタイルの為、集客・販促の精度を高めていきましょう!