【なかしまの頭の中】飲食店のメニュー表に料理の写真は本当に必要か、それとも否か?

店舗集客塾のなかしまです。

先日、開業をひかえる方から質問がありましたので、シェアしたいと思います。

その質問内容とは、「メニュー表なんですけど、写真があった方が良いですか?」というものでした。

結論から言うと、「断然あった方が良い!」が答えです。

なぜなら、売りたい商品が売れるからです。

お店一番の自慢の商品を食べてもらう事が出来ます。

勘違いしないで欲しいのが、たいして美味しくもない利益率の高い商品が売れるようになるためにやるわけではありません。

たしかに、写真の力で一時的には売ることはできるでしょう。

しかし、美味しくない商品を食べたお客様は、二度と来店しないので、結局失客に繋がるので、お店にとっては大損失になります。

ですから、食べてもらえさえすればわかる逸品をしっかり食べてもらうために、写真を効果的に使ってください。

売上高や粗利高などを意識するのはもちろん大切ですが、結果的に長期的にお店のお客様としてご来店頂く事がもっと重要ですよね?

あなたのお店でしか食べられない自慢の一品を、確実に食べてもらう事が最も重要です。

その為にも、メニュー表に写真は使いましょう。
ただ、全ての商品を平等に扱う必要はありません。

メニュー表における面積の割合が、注文率の割合に、深く影響を及ぼすように、写真の有無も注文率に影響を与えます。

写真を上手く活用して、何が「ウリ」のお店かお客様に知ってもらいましょう。

何でもそこそこ美味しいお店ではなく、メチャクチャ美味しい「ウリ」の商品があるお店の方が、選んでもらいやすくなります。

その「ウリ」の商品が、あなたのお店でしか食べられないものであれば、更に選ばれる回数が増えていきます。

その為にも、しっかりと写真を活用しましょう!

ではなぜ、写真がそこまで影響を与えるのか?

なぜなら、画像は文字よりも圧倒的に情報量が多いからです。

実際にやってみるとわかりますが、自分のお店の商品を、言葉だけで説明するのと、写真を見せながら説明するのでは、後者の方がはるかに簡単で、短時間で説明できるはずです。

初めていくお店だと、当然どんな商品かわかりません。

味のイメージができないのです。

2回目3回目でも同じです。

まだ、食べたことのない商品であれば、イメージできません。

苦手な食材を使っているかもしれない不安もあります。

確認すればいいだけと思われるかもしれませんが、毎回、お店側に聞くのは負担でしかありません。

私たちは、常に心のどこかで、失敗へのリスクを意識し、恐れています。

そして、無意識に、そのリスクを避ける選択をします。

もしかすると、メチャクチャ美味しいかもしれませんが、リスクを背負って、危険な橋を渡ってまで、そのハードルを越えてくる人は意外と少ないのが現状です。

その為、写真が無い場合、味のイメージやどんな食材を使っているかわからない事で、失敗したときのダメージを最小限にするために、一番安価な商品を頼む傾向が多くなります。

その事を理解していれば、写真を使わない選択肢はありませんよね。

写真を使う事で、注文率をコントロールできるようになります。

食材ロスを減らし、仕込みの負担を軽減し、オペレーションの改善にもつながり、良い事尽くしです。

もちろん、商品の品質の高さがあってこそです。

ぜひ、上手く写真を活用してくださいね。


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