店舗集客塾のなかしまです。
3月も半ばを過ぎましたが、コロナ問題が落ち着く気配はありませんね。
地域差や業種業態による差はあれど、影響を受けているお店が多いと思います。
今の所、私の県では感染者が出ていない事もあり、大きな影響はまだ出ていません。
それどころか、開業14年目にして、平日ランチ売上の過去最高を更新しました。
今の状況でこれだけのご来店を頂けたことは、感謝しかありません。
コロナ問題の中、外食の回数が減っているのは間違いありません。
その貴重な中で、選んでいただけている事は、本当にありがたい事です。
今までのスタッフの頑張りの積み重ねがもたらした成果です。
改めて、お客様に感謝し、スタッフに感謝です。
正直、普段から感謝の気持ちを持っていたつもりでした。
しかし、今回の件で知らず知らずのうちに、その思いが小さくなっている事に気が付きました。
「ピンチはチャンス」ではありませんが、今回この気づきは得られた事は大きいです。
同じように、今、お客様に感謝の気持ちを抱いている方は、多いのではないでしょうか?
もう一度、初心に帰り、感謝の気持ちを持ったサービスの見直しをするチャンスです。
特に、私のお店では、挨拶に対して厳しく指導しています。
挨拶の目的は、声を出す事ではなく、感謝の想いを伝える事です。
あなたも経験ありませんか?
全くやる気のない、言わされている感満載の挨拶という名の声出しを。
はっきり言って、言わない方がマシです。
どんなに感謝の気持ちを持っていても、伝わらなければ意味がありません。
そして、伝えようと意識して、努力しないと伝わるようにはなりません。
挨拶を疎かにするお店が、良い商品・サービスを提供できるはずがありません。
なぜなら、お客様に居心地よく、楽しんでもらおうという気持ちが、かけているからです。
つまり、お客様の方に気持ちが向いていないのです。
もちろん、私のお店もまだまだな部分も多いです。
ただ、常に意識をして取り組んでいます。
そして、率先して私が実践しています。
その結果が、今回の売上更新となりました。
「挨拶を伝える」というと、大声をイメージする方も多いと思います。
もちろん、お客様に聞こえる大きさは必要です。
しかし、ただ大声を張り上げるのは意味がありません。
お店にあったスタイルで、感謝の気持ちが伝わる挨拶をしていきましょう。
常に、そのことを考えていると、自然と気持ちがお客様に向いていきます。
結果、盛り付けや提供スピードなどもお客様を意識して、向上していきます。
ぜひ、この機会に今一度挨拶を見直してみてください。
私も、より良い挨拶に取り組んでいきます。